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【事例】加工工程における紙の仮固定対策と...
USAGE

実用事例

紙の固定

【事例】加工工程における紙の仮固定対策と静電気によるバタつき防止

帯電バーで紙を作業台に静電吸着(仮固定)し、印刷・カット工程中のズレや滑りを抑制。 位置合わせの手間を減らし、小ロット加工でも安定した品質確保につながる導入イメージをご紹介します。

紙を安定固定する方法(静電吸着による仮固定)

帯電バーで紙に電荷を付与し、作業台(受け側)へ静電吸着で仮固定することで、 加工中のズレ・滑り・端部のめくれを抑えます。 テープや治具に頼らず、位置合わせ後の工程をスムーズに進めやすくなるため、 印刷・カットの品質安定や段取り時間の短縮に寄与します。

固定の考え方は「紙を押さえつける」のではなく、面で吸着して意図しない移動を止めるイメージです。 作業台の材質・表面状態、紙質、湿度などで効果が変わるため、 現場条件に合わせて電圧・距離・時間(または搬送速度)を整理します。

加工・セットアップ工程における用紙のズレとバタつきの要因

手作業でのセットアップや、卓上での各種加工工程において、紙や薄手のシート類を定位置に保持(仮固定)することは重要です。しかし、機械的なクランプで固定できない箇所や、粘着テープの残渣(糊残り)を嫌う精密な現場では、作業時のわずかな空気の流れや手の動きによって用紙がズレたり、端面がバタついたりするトラブルが発生します。

手持ちの帯電ガン等を用いて局所的に高電圧の電荷を与え、対象の紙を下地やガイド面にペタッと静電吸着させることで、糊やテープを使わずに正確な位置決めと作業効率の向上を両立できます。

使用例

作業台上での紙の仮固定(印刷・カットのズレ防止)

紙を所定位置に合わせた後、帯電バーで仮固定することで、印刷・カット中のズレを抑制します。 位置調整のやり直しが減り、オペレーターの負担軽減と加工の安定化が期待できます。

紙を静電気で固定する工程イメージ

導入効果

メリット

技術的ポイント(条件出しのチェック項目)

注意事項(安全・運用)

湿度や紙の含水率、作業台の表面状態(汚れ・油分・塗装・粗さ)により、吸着の強さや安定性が変化します。 比較・評価を行う場合は、できるだけ条件を揃えた上でご確認ください。

また、高電圧機器を使用します。安全のため、確実なアース(接地)と、 作業者が触れる可能性のある箇所の接触防止(保護カバー/柵)、表示、 手順化(電源OFF確認、残留電荷への配慮)を徹底してください。 可燃性ガス・蒸気などの引火性雰囲気では使用できません。

よくある質問(FAQ)

Q. どんな作業台でも紙を固定できますか?

A. 受け側の材質・導体構成・表面状態で結果が変わります。 金属板など導体面は条件を作りやすい傾向がありますが、塗装・汚れ・油分があると変化します。 現場条件に合わせて、距離・電圧・時間(速度)を整理して検討します。

Q. 湿度が高いと効果が落ちますか?

A. 一般に湿度が高いと帯電・保持が弱くなる傾向があります。 除湿や材料保管、距離・電圧条件の見直しなどで改善する場合があります。 評価時は湿度も記録すると比較が容易です。

Q. 安全面で最低限の注意点は?

A. 確実なアース(接地)、接触防止(カバー・柵)、表示、立入管理、 電源OFF確認と残留電荷への配慮を徹底してください。 可燃性雰囲気では使用できません。現場の安全基準・監督者の管理下で運用してください。

使用装置

小型高電圧電源 GTシリーズ(GT80/GT100)

GTシリーズ 小型高電圧電源(紙の仮固定用途)

仕様(例)

コロナ帯電バー

コロナ帯電バー(紙の静電吸着・仮固定)

仕様(例)

注意事項

紙同士の仮固定や合紙の工程では、高速搬送時の空気の巻き込みによるズレに注意してください。 紙の静電特性は含水率や周辺の湿度環境に強く影響を受けるため、実環境に合わせて最適な印加電圧・設置位置・極性の選定を行ってください。 可燃性ガス雰囲気、または引火性のある溶剤を使用する環境では使用できません。

関連製品

帯電装置 GTシリーズ
コロナ帯電バー
コロナ帯電ガンセット(GC90・PN)

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導入をご検討の方へ

加工工程やセットアップ作業における紙・シート類の仮固定やバタつき対策は、対象物の材質、厚み、作業環境によって最適な帯電方法(電荷の与え方)が異なります。株式会社グリーンテクノでは、お客様の手作業ラインや卓上スペースに合わせて、ハンディタイプのコロナ帯電ガン(GC90等)など最適な機種の選定をご提案します。評価テストのご相談など、まずはお気軽にお問い合わせください。

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