帯電バーと高電圧電源を活用し、稲籾の充実粒と空粒を帯電差で効率的に分離。研究機関や大学での教育・実験用途として活用された事例をご紹介します。
稲籾は充実粒と空粒で帯電挙動が異なります。この特性を利用し、帯電バーによって稲籾を帯電させ、卓上レベルの実験装置で分離挙動を観察できます。実験は比較的シンプルな構成で行えるため、研究現場や教育用教材としても有効です。
基本構成は帯電バーと高電圧電源のみで成立します。卓上で安全に設置でき、研究や教育現場で繰り返し使用可能です。
必要に応じて、外部の搬送機構や測定機器と組み合わせることで、分離効率や帯電特性の定量評価も行えます。
分離効率は粒径や水分量などの条件に依存します。農業現場での直接利用を目的とした装置ではなく、あくまで研究用途を前提としています。可燃性ガス雰囲気では使用できません。
当社の帯電バーは教育・研究用途での静電気実験や基礎検証に最適です。卓上で安全に扱える構成をベースに、研究課題や実験目的に合わせた提案も可能ですのでお気軽にご相談ください。
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