静電流動浸漬装置は、流動化させた塗料(粉体)に高電圧を印加し、被塗物へ塗料を回り込みよく・均一に付着させる塗装方式です。エアのみの流動浸漬と比較して、塗着効率や曲面・複雑形状への付着性を高めやすい点が特長です。
本装置は小ロットの実験・条件出し・比較評価を目的とした構成です。大型ワークや大量処理などの量産ライン用途には適しません。目的・処理量・ワークサイズを伺ったうえで、適した方式・構成をご提案します。

下記は、浸漬処理の処理前/処理後の比較例です。静電効果を加えることで、付着性や均一性の改善が期待できます(結果は塗料・材質・形状などにより変化します)。


流動化(エア)に加えて高電圧を印加することで、塗料の付着を促進します。エアのみの場合と比べて、付着量の向上や塗膜の均一化が期待でき、特に曲面・段差・入り組んだ形状で差が出やすくなります。
| 比較項目 | 高電圧印加あり | エアのみ |
|---|---|---|
| 塗着効率 | 向上しやすい(静電引力で付着促進) | 条件により付着しにくい場合あり |
| 曲面・複雑形状 | 回り込み改善が期待できる | ムラ・付きにくさが出やすい |
| 均一性 | 安定化を狙える | 条件依存が大きい |
| 用途適性 | 小ロット実験・比較評価に適する | 基礎比較や簡易評価向け |
使用可否は、塗料(粉体)の流動性や帯電特性などにより変わります。お手元の塗料での評価をご希望の場合は、塗料情報(品名など分かる範囲)を添えてご相談ください。
本装置は小ロットの実験・比較評価向けです。大型ワークや大量処理などの量産用途には適しません。目的(処理量、ワークサイズ)を伺ったうえで、適した方式・構成をご提案します。
高電圧を扱うため、感電・放電対策が重要です。また粉体を扱う場合は、作業環境に応じた粉じん対策も必要になります。使用条件に合わせた安全対策をご案内します。
目的(塗着効率、ムラ改善、形状課題など)を共有いただければ、評価の進め方をご提案します。
小ロット実験・比較評価をご検討の方は、用途やワーク形状が分かる範囲でお知らせください。目的に合わせた評価方法をご提案します。
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