火花放電装置
本火花放電装置は、小型高電圧電源とアクセサリを組み合わせることにより、簡単に火花放電の実験をする事が可能です。
火花放電=明るい場所でも目や耳で確認できる放電現象
※ 一般的にマイナス極性よりもプラス極性。高電圧発生部の先端は、針状よりも球状の方が、より火花放電が起こりやすくなります。
火花放電装置の用途
実験・試験用途
- 可燃物(揮発物、粉体など)の着火試験
- 爆発実験(密閉ガス容器中 他)
- 装置の耐電圧テスト
- 沿面放電テスト
産業・教育用途
- ノイズの発生試験
- 安全教育用(教材)
- 微細な放電傷加工
- イオン発生装置
火花放電装置の構成
組み合わせの一例
- コントローラー(制御部)(GTC)
- カートリッジ(昇圧部)(G-100)
- 火花放電用電極(GA-2)※
- 受け側電極(GA-5)※
- 火花放電用CR電極(GA-4)※
- カートリッジ固定スタンド(GA-S1)※
- カートリッジ固定スタンド(GA-S2)※
- 制御ケーブル(5m)※長さ選択可
- 電源ケーブル(3m)
- アース線(3m)
(※)はオプション品です。
※ 上記装置以外にも【装置の形状】・【電極】等、ご要望により設計・製作致します。
火花放電装置の特徴
- 電極間1mm~100mmの距離で火花放電を起こせる(※『火花放電用CR電極(GA-4)』を使用)
- 大がかりな設備を必要としない
- ケーブル式火花放電装置は、**高電圧カートリッジから離れた場所(最大2m)**で火花放電が起こせる
- 用途に合わせアクセサリの組み合わせる事で、幅広い用途に使用出来る
ケーブル式火花放電装置
高圧ケーブル取り出し用アダプターを使用すると、高電圧カートリッジから離れた場所で火花放電を起こすことが出来ます。
ケーブルの長さは、最大2mまで対応可能です。
高圧ケーブル取り出し用アダプタを使用した着火実験(可燃性液体)
(OFF状態) (高電圧を印加) (着火)
火花放電装置を利用した粉塵爆発実験
火花放電装置のセットに簡易粉塵爆発ユニットを組み合わせることにより、簡単に粉塵爆発の簡易実験が行えます。
用途
- 化学工場、消防等の安全防災教育
- 粉塵爆発に至るまでの現象の確認、実証
高圧着火電源
連続放電可能な着火装置です。高周波の発振なので、放電が連続して発生します。
用途
仕様
- 入力電圧:DC24V
- 出力電圧:AC6kV
- 消費電流:0.6A
- 着火距離:3mm
- 質量:360g
- 使用温度:-10℃~+40℃
- 外部制御:ON-OFF可