鉱物中に混入したビニール片などの異物を、材料の帯電特性(帯電差)を利用して分離する活用例です。本ページは、帯電バーと高電圧電源を用いた卓上(ラボ)レベルの実験装置での考え方・装置側のポイントをまとめます(大量処理設備の事例ではありません)。
※重要(対応範囲について)
当社は静電気・高電圧機器(帯電バー/高電圧電源)のメーカーです。本ページは卓上実験での装置構成(電源・電極)と安全運用の情報提供を目的としています。選別設備全体(投入・搬送・回収・粉じん対策等)の設計、規格試験の代行、最終製品の品質保証・安全評価(粉じん防爆等)に関する個別具体の検証・保証は行っておりません。
鉱物とビニール片などの異種材料は、摩擦や接触で帯電しやすさが異なる場合があります。この帯電差を利用し、静電気力で挙動(引き付けられやすさ/離れやすさ)に差をつけることで、異物を分離しやすくします。
なお、本ページで想定しているのは卓上(ラボ)レベルでの基礎検討です。処理量を増やした設備化を行う場合は、対象物の性状(粒度・含水率・粉じん)や安全要件を踏まえた別途検討が必要になります。
卓上実験では、鉱物中のビニール片などの異物を、帯電バーで帯電させたうえで、静電気力の影響を利用して分離挙動を確認します。鉱物側は帯電しにくい(または保持しにくい)一方、ビニール片は帯電しやすい(または保持しやすい)といった差がある場合、分離の足掛かりになります。
分離効率は材料特性・粒度・含水率・環境条件(湿度等)に大きく依存します。実処理対象での事前検証(条件出し)を推奨します。また、静電気機器の運用にはアース(接地)・接触防止・残留電荷への配慮など安全対策が必須です。
可燃性ガス雰囲気・引火性雰囲気では使用できません。必要時は専門設備と安全評価が前提です。
卓上実験レベルでの静電選別(帯電差による分離)は、対象物の性状や環境条件で結果が変わります。分かる範囲で情報を添えてご相談ください。
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