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静電気実験用 事例|帯電バーでの均一帯電...
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実用事例

静電気実験

静電気実験用 事例|帯電バーでの均一帯電と高い再現性を実現

教育・研究用途に最適な、静電気実験の“均一帯電”と“再現性”

帯電バーを用いた静電気実験は、面での均一帯電・高い再現性・安全性に優れ、教育現場や研究用途に適した構成が可能です。

フィルムやシートなど広い面積に均一な静電気を付与でき、距離・電圧・時間の条件を安定的にコントロールできるため、実験の再現性に優れます。固定設置によりハンズフリーで使用でき、実験者が帯電源に近接しにくい構成も取りやすく安全性の面でも有利です。

点的に帯電させる帯電ガンは扱いやすい一方で、面内の均一性や長時間の繰り返し再現には工夫が必要です。実験目的や試料のサイズに合わせ、帯電バーと帯電ガンを適切に使い分けることで、効率的に検証を進められます。

導入効果

メリット(帯電バーを用いた静電気実験の特長)

技術的優位性

帯電バー vs 帯電ガン(静電気実験における比較)

項目 帯電バー 帯電ガン
帯電の形態 面(ライン状)で広範囲を均一帯電 点・局所へ手軽に帯電
再現性 高い(距離・電圧・時間の固定が容易) 中〜高(手操作要素はあるが、手順統一で再現性を確保可能)
作業性 ハンズフリー。固定で長時間運用に強い 機動性が高い。スポット帯電・現場確認に便利
広面積試料 得意(フィルム・シートの面内均一性に有利) 不向き(ムラが出やすく、広面積では時間がかかる場合あり)
安全性(教育現場) 高い(固定設置で被験者と距離を取りやすく、手順管理が容易) 高い(二重スイッチや低エネルギー設計の採用。適切な手順とアース確保で安全に運用可能
用途イメージ 教育・研究の繰り返し再現実験、条件比較、広面積試料検証 実演・スポット帯電・簡易検証・持ち回り用途(教材としても有用)
操作上の注意 設置・距離・電圧・時間を事前に定義し、条件固定で再現性を担保 スイッチ操作や距離保持を統一。アース確保・安全手順遵守で教育現場でも安心

※ いずれの方式も、アースの確保・安全手順の順守・適切な電圧設定が前提です。カリキュラムや対象年齢に応じた運用ルールの整備を推奨します。

導入をご検討の方へ

教育・研究における静電気実験では、「再現性」「安全性」「均一性」が重要です。帯電バーは広面積の均一帯電や、条件を揃えた繰り返し検証に強みがあります。用途や試料サイズに応じて、帯電ガンとの使い分けも含め最適な構成をご提案します。お気軽にご相談ください。

使用装置

小型高電圧電源 GTシリーズ

小型高電圧電源 GTシリーズ

コロナ帯電バー

コロナ帯電バー

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