除電器(イオナイザー)の性能評価|帯電装置で除電効果を見える化する試験事例
除電器の「効いている/いない」を、同じ帯電状態を作って確かめる。帯電装置でアクリル板やフィルム等を帯電させ、除電器の評価方法(比較試験・デモ・社内評価)として活用できる試験事例をご紹介します。
※重要(対応範囲について)
当社は静電気・高電圧機器(帯電ガン/高電圧電源)のメーカーです。本ページは除電評価に用いる帯電条件の作り方・装置構成・安全運用の情報提供を目的としています。規格試験の代行や、評価結果の保証(合否判定の保証、製品保証)などには対応しておりません。
除電器(イオナイザー)の性能評価でよくある課題
- 現場で除電器の性能を確認したいが、評価環境(帯電体・条件)が作れない
- 除電効果をお客様や社内にわかりやすく説明したい(展示会デモ含む)
- 機種や設置条件の違いを比較したいが、評価方法が定まらない
除電器の性能評価方法|除電効果を「見える化」する手順
除電器(イオナイザー)の性能評価では、まず同じ条件で帯電状態を作ることが重要です。帯電装置でアクリル板・フィルム・樹脂板などを帯電させ、除電器を当てたときの変化(残留帯電・減衰の速さ・ムラ)を比較することで、性能差や設置条件の影響を確認できます。
評価は、次のような観点で整理するとスムーズです。
- 定性的評価:帯電の残り具合/吸着・付着・引き寄せの変化/ムラの有無
- 定量評価:静電気測定器(表面電位計 等)で「除電前→除電後」の変化を比較
- 比較評価:機種違い/距離/角度/風量/設置位置など条件を揃えて比較
使用例|除電器の性能評価テスト(デモ・比較試験)
帯電装置で試験片(例:アクリル板)を一定条件で帯電させ、除電器を当てて除電の進み方を確認します。展示会デモや、現場の設置検討(距離・向き・配置)にも応用できます。
- 除電器の静電気除去性能テスト(機種比較/設置条件比較)
- 展示会用デモ(除電の必要性・効果を視覚的に説明)
- 帯電防止処理(材料・表面処理)の効果確認
- 除電の定量比較(測定器を用いた前後比較)
導入効果|評価が「速く・伝わる」
- 除電器の性能を、条件を揃えて比較しやすくなる
- 除電効果の見える化により、顧客・社内への説明が容易になる
- 展示会や現場でデモを組み立てやすく、評価の再現性が上がる
この用途でのメリット(帯電装置側の特長)
- 定性・定量の両面から評価しやすい(見た目+測定)
- コンパクトで持ち運びしやすく、現場・展示会でも使いやすい
- 帯電条件を整えやすく、比較試験の再現性を高めやすい
使用装置|除電評価に使える帯電装置(構成例)
小型高電圧電源 GTシリーズ(GT80/GT100)
- 最大出力電圧:~80kV、~100kV
- 最大出力電流:~80μA
コロナ帯電ガン
評価対象(材質・サイズ・形状)や目的(デモ/比較試験/社内標準化)により、最適な構成をご提案します。
ご相談時にお伺いしたい項目
「この条件で評価が組めそうか?」を早く判断するため、分かる範囲で下記を共有ください(全部そろっていなくても大丈夫です)。
- 評価の目的:現場確認/機種比較/展示会デモ/社内標準化 など
- 評価対象:除電器の種類(方式・風の有無)、台数、当てたい距離・向きの目安
- 帯電させる対象物:材質(アクリル/フィルム/樹脂板 等)、サイズ、形状
- 測定の有無:表面電位計等で測るか、まずは見た目の定性比較から始めたいか
- 実施環境:温湿度、粉塵、作業スペース、安全対策(接触防止・アース)の可否
注意事項(安全・再現性のために)
- アース接地が必要です(安全・安定動作のため)
- 湿度・材質・距離・風など条件で結果が変わるため、条件を揃えて比較してください
- 可燃性ガス雰囲気では使用できません
- 高電圧機器のため、接触防止(カバー・柵)、表示、手順化(OFF確認、残留電荷への配慮)を徹底してください
除電器の評価試験用途(現場評価・社内評価・展示会デモ等)でのご相談に対応しています。評価したい対象物・除電器の種類・実施環境を伺い、試験の組み立て(帯電条件・手順)も含めてご提案します。お気軽にお問い合わせください。