除電器(イオナイザー)の性能を比較・評価するためには、毎回できるだけ同じ帯電状態を再現することが重要です。本事例では、帯電装置を用いてアクリル板やフィルムなどを一定条件で帯電させ、除電器の除電性能や設置条件の違いを比較する評価方法をご紹介します。展示会でのデモや社内評価、設置条件の検討など、除電効果を「見える化」したい場面で活用できます。
※対応範囲について
当社は静電気・高電圧機器(帯電ガン・高電圧電源)のメーカーです。本ページでは、除電器を評価するための帯電条件の作り方や装置構成、評価時の考え方をご紹介しています。規格試験の代行や第三者認証、評価結果の保証を行うものではありません。
除電器の性能を比較するためには、評価対象を毎回できるだけ同じ条件で帯電させる必要があります。帯電量がばらつくと、除電時間や残留帯電量の違いが帯電条件によるものなのか、除電器の性能差によるものなのか判断しにくくなります。そのため、評価では帯電条件の再現性が重要になります。
帯電装置を使用すると、アクリル板やフィルム、樹脂板などの試験片へ安定した条件で帯電させやすくなり、除電器を照射した際の変化を比較しやすくなります。除電前後の表面電位を測定する方法だけでなく、紙片の吸着や異物の付着状態などを観察する定性的な評価にも活用できます。
評価は次のような観点で整理すると、機種比較や設置条件の検討を進めやすくなります。
評価では、帯電装置を用いて試験片を一定条件で帯電させ、その後に除電器を照射して除電性能を確認します。試験片にはアクリル板や樹脂板、フィルムなど実際の対象ワークに近い材料を使用することで、現場に近い条件で比較評価を行えます。
また、除電器と試験片との距離や照射時間、風量、設置角度などの条件を変えながら評価することで、最適な設置位置や使用条件を検討できます。展示会でのデモや営業提案時にも、除電前後の違いを視覚的に示しやすくなります。
帯電条件をできるだけ揃えた状態で評価することで、除電器本来の性能や設置条件による違いを比較しやすくなります。除電前後の状態を目視や測定器で確認できるため、社内評価だけでなく、お客様への説明資料や展示会での実演にも活用できます。
対象物へ非接触で電荷を与え、除電評価に必要な帯電状態を作るための装置です。評価対象の材質や形状、必要な帯電レベルに応じて、高電圧電源や帯電ガンを組み合わせた構成をご提案しています。
評価目的や対象物が分かると、帯電装置の構成や評価方法をご提案しやすくなります。すべて決まっていなくても構いませんので、分かる範囲でお知らせください。
除電性能は、対象物の材質や形状だけでなく、湿度や帯電量、除電器との距離、風量などの条件によって変化します。比較試験では、帯電条件や測定条件をできるだけ統一し、同じ環境で評価することが重要です。また、高電圧機器を使用する際は、安全対策と適切な接地を行ったうえで運用してください。
帯電装置 GTシリーズ
コロナ帯電ガンセット(GC90・PN)
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除電器(イオナイザー)の性能評価では、評価条件を揃えることが結果の比較や再現性の確保につながります。評価対象の除電器や対象ワーク、測定方法、実施環境などをお知らせいただければ、帯電装置を活用した評価方法や装置構成をご提案いたします。
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