巻取り工程で発生するシワ・たるみ・端部の乱れを、帯電バーによる静電吸着(仮固定)で抑制。ロール品質を安定させ、長尺連続生産の停止・不良削減につながった導入イメージをご紹介します。
フィルム/シートの巻取りでは、搬送中の浮き・たわみ、蛇行、張力変動、端部の空気巻き込みなどが重なり、巻取り面でシワ・たるみ(波打ち)が発生しやすくなります。そこで、帯電バーでワーク表面に電荷を与え、巻取り直前〜巻取り面付近で静電吸着により仮固定することで、面の追従性が上がり、シワの起点を抑えられる場合があります。
当社装置は、帯電バーとコントローラ間の接続に高圧ケーブルを使用しない設計のため、取り回しがしやすく、既存ラインへの後付け・省スペース化にも適しています(安全基準に沿ったアース・接触防止を前提)。
巻取り直前の区間で帯電バーを用い、フィルムを均一に仮止めすることで、巻取り面での浮き・たわみを抑えます。結果として、ロール外観(シワ・端部乱れ)の安定、巻取り条件の調整回数低減、不良率低下が期待できます。
巻取り用途では、「必要な吸着力(保持)」と「ライン条件(幅・速度・張力)」に合わせて、電源と帯電バーを組み合わせて検討します。まずは現象が出る位置(巻取り直前/ガイド部/ローラー部)を特定し、設置位置と条件を詰めるのが近道です。


巻取り用途は、材料・環境・ライン条件で結果が変わります。お問い合わせ時に、分かる範囲で次の情報があると検討がスムーズです。
本用途は高電圧機器を使用します。安全のため、確実なアース(接地)を行い、作業者が触れる可能性のある箇所は接触防止(保護カバー/柵)、表示、立入管理など、現場の安全ルールに沿って運用してください。運用時は手順化(電源OFF確認、残留電荷への配慮)を徹底してください。
また、材質(表面処理・添加剤の有無等)や環境条件(特に湿度)、距離・速度・設置位置などにより効果や現象は変動します。比較・評価を行う場合は、条件を揃えた上でご確認ください。
可燃性ガス・蒸気などの引火性雰囲気では使用できません。該当する可能性がある場合は、施設の安全基準・監督体制のもとで運用可否を判断してください。
A. 一般には、シワの起点になりやすい巻取り直前の区間、またはガイド・ローラー周辺など「浮き・たわみが出る場所」が候補です。現象の出方(端部/中央/周期性)を見ながら、設置位置と条件を詰めます。
A. 表面処理や材料により、帯電のしやすさ・保持が変わります。効果が出るケースもありますが、条件検討が重要です。材料情報(処理内容、帯電防止剤の有無)が分かると判断しやすくなります。
A. アースの確実な接続、接触防止(カバー・柵)、表示、立入管理、手順化(電源OFF確認、残留電荷への配慮)を徹底してください。可燃性雰囲気では使用できません。現場の安全基準に従い、監督者の管理下で運用してください。
当社の帯電バーは、フィルム・シートの巻取り品質安定化(シワ/たるみ対策)に活用いただけます。ライン条件に合わせた設置提案・評価の進め方もご案内します。現象と条件(幅・速度・材料)を添えて、お気軽にお問い合わせください。
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