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【事例】金属板への紙の仮固定対策と静電気...
USAGE

実用事例

金属板と紙の付着

【事例】金属板への紙の仮固定対策と静電気による位置決め効率化

位置決めの手戻り・仮固定の煩雑さを静電気で解決。帯電バーにより、金属板に紙を均一に静電吸着(仮固定)させ、位置決めや仮留め工程を効率化します。接着剤やテープを使わず、取り外しや再セットも容易です。

導入にあたっては、紙質や金属表面の状態(油分・酸化膜・塗装・粗さ)・湿度などに応じて条件が変化します。電圧・距離・処理時間(または速度)を整理し、現場条件で安定するポイントを見つけることで、再現性の高い仮固定が可能になります。

帯電バーで金属板に紙を仮固定する方法

帯電バーを金属板の端部または上方に配置し、紙を所定位置へ合わせた状態で帯電処理を行います。紙面全体に静電吸着力が働くことで、短時間で仮固定・位置決めが可能になります。取り外しも容易なため、仮固定後の再セットや段取り替えにも適します。

金属と紙の接触プロセスにおける摩擦帯電と密着不良の要因

金属板の上に保護用の紙(合紙)を高速で重ね合わせたり、梱包用に紙製資材を金属ベースへ合流させる工程では、資材同士の激しい摩擦によって不均一な剥離帯電が発生します。相手方が金属(導体)であるため、発生した電荷が瞬時に金属側へと逃げてしまいやすく、紙が静電気の反発でフワリと浮き上がったり、搬送時の空気抵抗によって位置がズレたり、端部がめくれたりするトラブルが頻発します。

高電圧で一時的に均一かつ強力な電荷を上から与え、金属板との間に強い電界を形成させてピタッと吸着(静電仮固定)させることで、後工程まで資材を完全にホールドすることが可能になります。

使用例

既存設備でお困りの方へ

既存の仮固定工程で、次のようなお悩みはありませんか?

  1. テープ・マグネット・治具のセットに時間がかかる
  2. 仮固定後の位置ズレ・再調整が頻発する
  3. 剥がし残りや粘着汚れが発生し、後工程に影響する

※該当する場合は、帯電バーによる「非接着」の仮固定をご検討ください。

導入効果

メリット

技術的ポイント(条件出しの要点)

注意事項(安全・運用)

高電圧機器を使用します。安全のため、確実なアース(接地)と、作業者が触れる可能性のある箇所の接触防止(保護カバー/柵)、表示、手順化(電源OFF確認、残留電荷への配慮)を徹底してください。可燃性ガス・蒸気などの引火性雰囲気では使用できません。

また、金属板表面の油分や汚れ、塗装・酸化皮膜の状態により吸着が大きく変動します。安定運用のため、清掃や表面状態の管理、条件の見直し(電圧・距離・時間)を推奨します。

本事例に適した帯電装置

小型高電圧電源 GTシリーズ(GT80 / GT100)

小型高電圧電源 GTシリーズ(紙の仮固定用途)

仕様(例)

コロナ帯電バー

コロナ帯電バー(紙の静電吸着・仮固定)

仕様(例)

関連製品

帯電装置 GTシリーズ
コロナ帯電バー

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導入をご検討の方へ

金属加工・板金・貼り合わせ工程での紙の仮固定に最適です。紙質・板厚・表面状態・生産速度に合わせた条件整理や、評価テストのご相談も承ります。分かる範囲の条件を添えて、お気軽にご相談ください。

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